天声人語 2012年9月5日(水)付(自译中日对照)
自己翻译了下今天的天声人语。有性趣的同学可以跟帖也自己试试むかし、伊勢神宮は諸国の信者に、厄除(やくよ)けのお札などを入れた小箱を配ったそうだ。これを「お祓(はら)い箱」といい、毎年古いものが捨てられ、新しいものに取り換えられた。転じて「お払い箱」の言葉が生まれたと、手元の辞典にある
据说在过去,伊势神宫会向诸国的信徒分发放有辟邪护符的小箱子。人们称其为“辟邪箱”,我手头的辞典里记载到:每年旧的小箱子都会丢弃换成新的。由此诞生了“お払い箱(辟邪箱)”这个词汇。
自民党トップの谷垣総裁の再選が危うくなり、「お払い箱」という報道がもっぱらだ。総選挙を控えて、もっと人受けのいい「顔」にすげ替えたいらしい。野(や)に3年の自民党を手堅く率いてきたご本人の胸中は、穏やかではあるまい
自民党党首谷垣总裁在本次选举中其形势已越发不妙,媒体充斥着其将被当作“辟邪箱”丢弃的报道。大选在即,自民党大概要另任人缘更好的新“面孔”作为党首。坚定的带领着自民党走过在野三年,想必谷垣总裁心中也未能平静。
急浮上の石原幹事長は、父親の慎太郎氏、叔父の故・裕次郎氏に連なるブランド力で売る。安倍元首相は大阪維新の会との近さで存在感を増す。国会は8日まで開会中だが開店休業。懸案そっちのけで、党の関心はすっかり総裁選に移っている
名声鹊起的石原(自民党)干事长借助其父慎太郎及已故叔父裕次郎的“品牌”力量兜售着自己。元首相安倍则借助与大阪维新会的“亲密”为自己提高存在感。虽然国会将开业到8号,但却是“开门停业”状态。悬而未决的问题被放到一边,自民党的心思全压在了党总裁选举上。
民主党の代表選も相似たりだ。こちらも人気低迷の野田首相をお払い箱にしたい人々が、あれこれと動く。新たな「顔」も取り沙汰されるが、それよりしっかり政府の仕事を、と叱る国民は多かろう。
民主党代表选举也如出一辙。这边想把人气低迷的野田首相当作“辟邪箱”的人们也在四处活动着。舆论虽也有对其出现的新“面孔”加以评论,但更多的国民则是怒斥到“与其忙活党代表选举,给我好好干政府该干的事吧”。
野田さんの肩を持つ義理はないけれど、伊勢のお祓い箱さながらに、毎年首相を使い捨てる政治は情けない。また1年で代わるなら日本はいよいよ軽くなる。それに増税の最高責任者が、次の選挙で信を問うべきだと思う。
虽无由袒护野田,但每年都如伊势“辟邪箱”般的把首相用完就扔的政治实则可鄙。倘若这次又是1年就换的话日本将越发变得脆弱。此外,我想增税案的最高负责人在这次选举时应进行信用问责。
解散風が吹きだすと、前も書いた「再選されることばかり考えていると、再選に値するのが難しくなる」の箴言(しんげん)が思い浮かぶ。筋を通す人、損得に堕する人――。政治家と政治屋の違いがあぶり出される。
当国会吹起了“解散风”,不由让我回忆起之前写到的一句格言:“若一味的追求当选,反而会变得难有当选的价值”。通得情理之人,陷于得失之人――。政治家与政客的区别显而易见。
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