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王「本気で魔王倒す」勇者「えっ?」原文短篇小说+翻译文本

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发表于 2010-8-12 22:25:33 | 显示全部楼层 |阅读模式
本帖最后由 漆黑之亚 于 2010-8-12 23:32 编辑

载有原文的网站最近被墙了...俺就不贴原帖地址了
于是这是俺历经一年(噗...坑了一年)的时间翻呀翻校呀校,于今日22:10分终于截稿(?)的脑残短篇小说(?)的译文,当然原文也一并附上
各位占好座慢慢看吧
如果NW不能放这种帖子的话就请斑竹大人随意处理吧~※纯为日语交流之用

王「本気で魔王倒す」勇者「えっ?」
国王  当真干翻魔王      勇者  诶?

王「まずは軍資金の10億Gじゃ」ドン
    首先是军需金的10亿G你收下
勇者「えっ?」
      诶?
王「すでに仲間も手配しておる。ルイーダの酒場に向かうがよい」
    同伴也已经给你配置好了    你只管动身前往路伊达的酒吧
勇者「えっ?」
    诶?
王「船も十隻用意した。武具道具も最高性能のものを可能な限り調達した」
    船只也给你备了十艘  装备和道具也给你尽可能地筹备了最高性能的
勇者「えっ?」
    诶?
王「支援全般は一切任せるがよい。さぁ旅立つのだ勇者よ!」
    支援相关的就全包在朕身上了  踏上旅途吧勇者!
勇者「分かりました。じゃあ行ってきます」
    俺明白了 那俺这就去了
――ルイーダの酒場
    鲁伊达的酒吧
ルイーダ「王様からお話は聞いてるわ~」
    我已经从国王大人那儿听说了
勇者「仲間はどちらに」
    请问俺的同伴在哪
賢者「初めまして勇者様。賢者です」
    初次见面勇者大人 我是贤者
勇者「初めまして。あれ、君しかいないみたいだけど」
    初次见面 啊咧 貌似只有你一个是吗
賢者「ここには私一人ですね」
    这里是只有我一个
勇者「もしかして君と二人旅?」
    难道俺是要和你一起去两人旅行?
賢者「いいえ。全員外で待機してます」
    不 大家现都在外面待机
ルイーダ「狭い酒場でごめんねぇ~」
    不好意思咱家酒吧比较窄
勇者「えっ?」
    诶?
賢者「ちょっとここには全員入りきれないので」
    因为这里太窄容不下所有人
勇者「えっ?」
    诶?
――城下町広場
    城下小镇广场
勇者「うわぁ」
    呜哇
賢者「こちらの団体が戦士2500人です」
    这边的团队是战士2500人
戦士「よろしく勇者(殿)!」×2500
    夜露死哭勇者殿X2500
賢者「こちらが武道家2000人です」
    这边是武道家2000人
武道家「しゃーっす!」×2000
    你好!X2000
賢者「こちらが商人1500人です」
    这边是商人1500人
商人「よろしくお願いします」×1500
    请多多指教X1500
賢者「こちらが盗賊500人です」
    这边是盗贼500人
盗賊達「…………」×500
    ......X500
賢者「以上が武闘派6500人です」
    以上是格斗派的6500人
勇者「何これすごい」
    哇靠这太牛B啦
賢者「続いてこちらが魔法使い1500人です」
    接着还有这边是魔法师1500人
魔法使い「よろしくお願いするぞい(しまーす)」×1000
    请多指教咯X1000
賢者「こちらが僧侶1500人です」
    这边是僧侣1500人
僧侶「よ、よろしくお願いします」×1500
    请 请多关照X1500
賢者「こちらが賢者500人です。あ、私は別です」
    这边是贤者500人 啊 我不算在内的
賢者「よろしくお願い致します」×500
    多指教X500
賢者「以上が呪文に長けた3500人です」
    以上是擅长咒文的3500人
勇者「すごい」
    太猛了
賢者「私と勇者様を含めると、総勢10000と2名になります」
    算上我和勇者大人的话 一共就是10002人的军势
勇者「どうなってるの」
    到底咋回事啊
賢者「ちなみに賢者が十分揃っているので遊び人はいません」
    顺带一提由于贤者很够所以没带赌徒
勇者「王様が本気だ」
    国王大人是动真格的
勇者「じゃあ出発しよう」
    那么我们出发吧
賢者「旅の補佐は私にお任せ下さい」
    一路上的辅佐就请交给我吧
勇者「よろしく」
    夜露死苦
賢者「ではまず陸路で向かいますか。海路で先に行きますか」
    那我们是先走陆路还是先走海路呢
勇者「そうかいきなり船があるんだった。じゃあ陸路で」
    毕竟咱是突然就有船了啊 就先走陆路吧
賢者「最初に拠点にできる町は4ヶ所ありますが」
    能用来做最初据点的城镇有四个
勇者「まだ皆レベル1でしょ」
    大家都还只有LV1吧
賢者「数でフォローできます」
    咱玩人海战术
勇者「犠牲が出ない?」
    不会有牺牲者出现么
賢者「多分出ます」
    大概会吧
勇者「それじゃあダメだよ。魔王を倒して皆で平和な世界を満喫しないと」
    那就不行啊 咱得把魔王打败然后大家一起享受之后和平的世界
賢者「さすが勇者様ウロコが落ちる思いです。では一番近場の町に向かいましょう」
    不愧是勇者大人 实在是发人深省  那么我们就先前往最近的城镇吧
勇者「普通はそうするんだよね」
    一般啦
ドドドドッドドドッドドッドドドド……
勇者「まるで大軍の行進だね」
      简直跟长征似的呢
賢者「なんせ一万の兵力ですから」
      毕竟我们有一万兵力嘛
勇者「やっぱり多すぎない?」
      果然还是太多了吧
賢者「大は小を兼ねるといいます」
      俗语说大能兼小嘛
勇者「でもこれじゃあちょっと忘れ物したときすぐに引き返せないよね」
      不过依这情况来看要是之后发现忘拿什么东西一下子还掉不了头吧
賢者「キメラのつばさを使うといいでしょう」
      使用合成兽的翅膀就行了
勇者「一万人ごと飛んでいっちゃう?」
      能一万人一起飞回去拿?
賢者「恐らく可能かと」
      估计是可能的
勇者「可能じゃだめじゃない」
      只是可能不行吧
賢者「重要な道具は勇者様に決定権があります」
      使用重要的道具的情况 勇者大人有决定权
勇者「気軽に使えない」
      俺还真不敢乱用了
まもののむれが現れた!▼
魔物群出现了!
賢者「勇者様、モンスターが現れました。スライムときりかぶこぞうです」
    勇者大人 怪物出现了 是史莱姆和树桩小P孩
勇者「よし、この旅で最初の戦闘だね」
      很好 这是这次旅途上的第一次战斗
ニアたたかう ピッ
    战斗
戦士「待ってたぜ!」 武道家「腕がなるぜ!」 魔法使い「戦闘開始ですぞー!」
        可等苦我了!                俺都跃跃欲试了!            战斗开始了哦
「戦士の攻撃!「武道家の攻撃!「戦士の攻撃「魔法使いはメラを「戦士の攻撃
「武道家の攻「戦士の「87ポイントのダメージ「商人の攻撃「賢者はメラを
「盗賊の攻撃「会心の一撃「「戦士の攻撃!「58ポイントのダメージを与えた」与えた」「戦士の
↑群殴ing
まもののむれをたおした▼
打倒了魔物群
勇者「ストーップストップ終わり! もう戦闘終わり!!」
      Stop Stop! 结束了 战斗已经结束了啦!!
ボロ……
↑被打残了(的魔物)
勇者「ひどい。これじゃ出会うモンスターみんなサンドバッグ」
      太残忍了 照这情形下去遇到的怪物全成沙包了
賢者「今ので全員に1ずつ経験値が入りました」
      刚刚那场战斗中每人各得到了1点经验值
勇者「だろうね」
      俺想也是
賢者「そして総額1008G手に入りました」
      还有 得到了总额1008G金币
勇者「商人すごいけど軍資金10億Gある」
      商人是很厉害啦 不过咱军需金有10亿G啊
勇者「ところで皆やけに装備が充実してるね」
      话说大家的装备都跟开了外挂似的充实呢
賢者「王からの支援です。恐らく今以上の武具が手に入るのはずっと先でしょう」
      是圣上给的援助品  估计还得很久才能得到比现在更好的装备了
勇者「どれだけ高性能なの」
      到底有多高性能啊
賢者「例えば戦士の武器はメタルスライムぐらいなら一撃です」
      打个比方以战士的武器来说 金属史莱姆那种程度的话可以一击必杀
勇者「レベル1なのにそれが何千人といるの?」
      明明才一级就这么牛B的人有几千个?
賢者「そうなります」
      对
勇者「もう魔王倒せるんじゃない」
      咱已经能打败魔王了吧现在
賢者「魔王と相対できるのは勇者様ただ一人だけです」
      能和魔王对峙的只有勇者大人您一个
勇者「勇者軍団一万人でも通用すると思うんだけど」
      可俺看勇者军团的10000人也能打赢来着
賢者「伝説の武具が必要なのです」
      还需要传说中的武具
勇者「なにそれ」
      那是啥米
賢者「すでに盗賊部隊から情報が入ってきています。もはや世界中の秘宝の情報は掌握済みです」
      从盗贼部队那已得到相关情报 世界上所有秘宝的情报都已尽数掌握了
勇者「もうこれ冒険とかじゃないよね」  
      咱这已经算不上冒险了吧
最初の町――
首先抵达的小镇
勇者「ついたー」
      到啦~
賢者「それではさっそく郊外に宿営地を設けましょう」
      那么就赶紧在郊外设宿营地吧
勇者「やっぱりそうなるんだ」
      果然要这样啊
賢者「私達と各職業のリーダーはこのまま町に入って宿屋に泊まります」
      我们俩和各个职业的首领直接入住这个小镇的旅店
勇者「リーダーなんて決まってたんだ。みんなレベル1なのに」
      还有决定首领啊 大家明明都是一级的说
賢者「私が独断と偏見で決めました。特に戦士と武道家には苦労しました」
      根据我的独断和偏见决定的 尤其在战士和武道家那边费了相当大工夫
勇者「ケンカしたり?」
      打架了?
賢者「なかなかいざこざが絶えません」
      一直在闹纠纷
勇者「まだ初日なのに前途多難だなぁ」
      这还是第一天啊 真是前途堪忧
賢者「けれどみんな勇者様についていくと言ってます」
      不过大家都表明要跟随勇者大人
勇者「えっ」
      诶
賢者「勇者様の『全員帰還』の方針が好印象だったようです。進んで脱退する者などは一人も出ないと考えていいでしょう」
      勇者大人您的全员凯旋方针貌似给大家的印象很好 旅途中退出的人应该不会出现的
勇者「出てもいいくらいうじゃうじゃいるのに」
      明明照这人数看 出现逃亡者也一点不稀奇来着
――町探索
小镇探索
勇者「ねぇ、町の人たちみんな驚いてるよ」
        你看 镇上的人们都很吃惊呀
賢者「王都から魔王討伐の遠征部隊が挙兵されたとの噂が広まっています」
        讨伐魔王的远征部队从王都出发了的传言已经很普及了
勇者「間違ってないんだけど」
        话是没错啦
賢者「この町に留まる理由は、勇者様が町長から話を聞くのみです」
        驻留在这个小镇的理由只有一个 勇者大人您需要去和镇长谈谈话
勇者「のみってそんな。情報収集は?」
        怎么这么说呢 情报收集怎么办
賢者「盗賊達がいます」
        我们有盗贼
勇者「旅の道具をそろえたりは?」
        收集旅途中使用的道具之类的呢?
賢者「王からの支援物資は当分尽きることはありません。それに万一の場合でも商人達がいます」
        圣上给的援助物资一时半会还用不尽 而且就算万一用完了我们还有商人
勇者「あとはイベントを進めるだけ?」
        以后就只剩触发剧情了?
賢者「そうなります」
        对
勇者「そのためだけにこの町に来たの?」
        咱就是为的这个来这小镇的?
賢者「まぁ。はい」
        嘛 对
――町長邸
镇长邸
町長「勇者殿ご勘弁くだされ、王都への献納は十分なはずです」
        勇者大人您发发善心吧  我们镇给王都的贡品应该很足了
勇者「いきなり弁解されても」
        你突然就这么辩白叫俺情何以堪
町長「あの大軍はいったい」
        那您那大军是?
勇者「魔王を倒しに行きます」
        咱是要去战翻魔王的
町長「そうでしたか、いやはやホッとしました」
        是这样啊 真是松了口气哇
勇者「あのう何か頼みごとありませんか」
        那个 有没啥委托给俺的
町長「恐縮ながら町の近辺から立ち退いていただければ」
        惶恐之至 只求您把大军从镇子周边撤走
勇者「その他には」
        还有别的么
町長「北の洞窟に巣くう魔物を退治していただければ」
        望您能帮忙除掉巢居在北边洞窟里的魔物
勇者「そういうのが本命でした」
        这种事才是俺本行啊
町長「さようでしたか。ではよろしくお願いします」
        这样啊 那就拜托您了
勇者「なんだかごめんなさい」
        感觉真对不住你了
賢者「どうでしたか」
        怎样
勇者「北の洞窟に巣くう魔物を退治しに行くことに」
        剧情让咱去除掉巢居在北边洞窟里的魔物
賢者「予測通りです、すでに計画は立てておきました。いかがなさいますか」
        和我预测的一样 我已经事先把计划制定好了 您看怎么办
勇者「もう日も暮れるし、明日の朝出発しよう」
        太阳快落山了 明早再去吧
賢者「今日中に攻略できますが」
        其实今日内我们就能攻略掉哦
勇者「よしとこう」
        还是算了吧
賢者「分かりました。では各団隊に伝達しておきます」
        我明白了 那么我这就去转达给各团队
勇者「君は優秀だね」
        你真优秀啊
賢者「身に余るお言葉」
        受不起受不起
勇者「優秀な政治家になれるよ」
        你一定能当上优秀的政治家的哦
賢者「しかし様々な高等呪文を習得しています。むしろ戦闘が本業です」
        不过我已习得了各式各样的高等咒文 不如说战斗才是我的本行
勇者「もう交代しようよ」
        咱干脆交换下角色吧
――町の宿屋
小镇旅店
宿主「ひぃぃ」
        呃呃呃
勇者「ではリーダー全員が集まったところで今日の報告から」
        那么各部队首领也都聚齐了 先从今天的情况汇报开始吧
戦士「軍内の恋愛禁止を申請する!」
        我申请禁止军内恋爱
武道家「もっとモンスターと闘いたい!」
        想打更多怪
商人「儲けさせてもらっております」
        咱赚翻了
盗賊「早く寝かせろ」
        快让老子睡觉去
魔法使い「戦士隊と武道家隊がうるさい」
        战士队和武道家队太吵了
僧侶「みんなでお祈りする時間を頂けたら」
        望能得到大家一同祈祷的时间
賢者「全てを勇者殿にお任せします」
        全部交由勇者殿决定

勇者「どうしよう一度にそんな言われても。賢者に任せていい?」
        怎么办呀 一次性说了那么多要求 俺交给贤者你行么
賢者「お任せ下さい」
        交给我吧
勇者「旅って大変」
        旅程实乃艰辛也
――朝
早上
勇者「おはよう」
        早上好
賢者「おはようございます」
        早上好
勇者「じゃあ北の洞窟に向かおうか」
        那么咱动身去北边洞窟吧
賢者「お待ち下さい、まだ戦士隊と武道家隊から全員起床の報告がきておりません」
        请稍等一下 战士队和武道家队的全员起床报告还没收到
勇者「ええー無理に起こさなくてもいいよ寝かせてあげようよ」
        诶~不要勉强人家起床啦 让人家好好睡吧
賢者「軍規が乱れます」
        这样有乱军规
勇者「もう完全に『勇者ご一行』じゃ済まされなくなってる」
        咱已经完全无法称作是“勇者一行人”了
賢者「あっ、報告来ました。寝坊した者はメラの刑にしておきます」
        啊 报告来了 睡过头的人会处以小火球之邢
勇者「やめようよ」
        算了啦
賢者「それで洞窟の方はどのように攻略しますか」
        那么您看洞窟如何攻略呢
勇者「なんか町に迷惑かけてるみたいだから早めに終わらそう」
        感觉咱一直在给小镇添麻烦呀 趁早解决吧
賢者「さすが勇者様。極悪非道な魔物を早急に退治せんとする心意気さすが」
        不愧是勇者大人 您这身想尽早除掉罪大恶极的魔物的凌然正气果然名不虚传
勇者「ありがとう。でも迷惑かけてるのはこの大軍の方ね」
        多谢 不过你要知道给人家添麻烦的是咱这只大军哦
洞窟――
……ドドドドドドドドドドドド……
戦士「乗り込めぇぇぇ」
冲啊啊啊
ドドドドド
武道家「ヒャッハアァー!」
哇咔咔咔
ドドドドドド
盗賊「お宝っ」
宝物我来了
ドドドドドド……
勇者「あれこれどうなってるの」
        呃 这是咋回事
賢者「勇者様が早めに終わらすようにとの事でしたので」
        因为勇者大人说要趁早解决嘛
勇者「ちょっと大丈夫なのいきなり無闇に突っ込ませて」
        喂喂不要紧吧 让他们就这么莽撞地冲进去
賢者「洞窟が崩れる心配などはありませんが。……あっ」
        完全不用考虑洞窟崩毁的可能性 啊
勇者「ん?」
        嗯?
賢者「今報告がきました。洞窟内の魔物は掃討完了です」
        刚刚收到报告    洞窟内的魔物已经扫荡完毕
勇者「ちょっと待ってまだ何もしてないんだけど」
        呃你等等 俺还啥都没做吧
賢者「しかし洞窟内に魔物はいません。それとも逃げた魔物を追撃しますか」
        不过洞窟内已经没有魔物了  还是说要追击逃掉的魔物呢
勇者「しません。これ以上災害めいた行為は自重してください」
        追你妹 这种灾难性行为以后还请自重
賢者「ではそのように」
        那就这么办吧
勇者「どうしてこうなった」
        为啥事情会变这样
ドドドドドドドッドドドドドドドオドドドド……
勇者「町長もあまり喜んでいなかったね」
        镇长也不是那么高兴呢
賢者「そうでしたでしょうか。私には喜色満面にみえなくも」
        是吗 在我来看他可是笑容满面的来着
勇者「間違いなく別の理由だろうね」
        俺认为绝对是因为别的理由
賢者「ところで次はどちらに向かいましょう」
        话说回来我们接下来前往何处呢
勇者「ちなみに魔王城に向かうまでの最短ルートは」
        顺带一问 通向魔王城的最短路线是
賢者「まず伝説の塔で勇者様の武具を手に入れます」
        首先在传说之塔入手勇者大人的武具
勇者「いきなり?」
        这么突然?
賢者「そして魔王城です」
        然后就是魔王城了
勇者「ええっ」
        诶诶
賢者「なんせ数だけはいます」
        毕竟我们人数摆在那儿
勇者「そのルート以外は寄り道?」
        这条路线以外就全是冤枉路咯
賢者「寄り道ですね」
        对
勇者「なにそれもう最短ルートでいいよ」
        这算啥 算了就它了
――船
勇者「もう何もかも無視していきなり伝説の塔に。他の船はついてきてる?」
        啥都无视突然就直冲传说之塔了 其他船只有跟上吗
賢者「ちゃんと9隻います」
        完整无缺有9艘跟着
勇者「一転して海軍だね」
        摇身一变就成海军了呢
賢者「十隻に分けた船だと一戦闘における経験値が普段の十倍になります」
        在分成十艘的船上的战斗每场都能得到平时十倍的经验
勇者「これ以上強くならなくても」
        咱不用再变强了吧
賢者「みてください戦士号を。イカのクラーケンがタコ殴りにされてます」
        请看战士号 乌贼弗拉肯正在被群殴
勇者「うわぁひどい」
        呜哇好惨
賢者「みてください賢者号を。クラーケンが集中砲火を受けて焼きイカ五体目です」
        请看贤者号 弗拉肯受到集中火炮攻击 已经是第五只烤乌贼了
勇者「うわぁひどい」
      呜哇好惨
賢者「皆強くなりました。これも全て勇者様の指揮のおかげです」
      大家都变强了 这也全是拜勇者大人的指挥所赐
勇者「まだ三日目なのにそんな無茶な」
      这才第三天 别乱说啦
賢者「あっ、見えてきました。あれが伝説の塔です」
      啊 能看见了 那就是传说之塔
勇者「きっとあれも一瞬で攻略されてしまうんだろうな」
      那塔也一定会在一瞬间被攻略的吧
――伝説の塔
賢者「勇者様お待たせしました。伝説の剣と盾と鎧です」
        勇者大人您久等了 这是传说之剑和盾以及铠甲
勇者「一瞬ですら生ぬるかった」
        俺太天真了 连一瞬间都没有
賢者「思いのほか塔の内部は広く、今晩の宿泊拠点になりそうです」
        塔内比预想中要广 看样子我们今晚能在此露宿了
勇者「仮にもダンジョンでなんという」
        这儿好歹也是个攻略点啊
賢者「全ては順調に進んでおります。今のところ軍の秩序も守られています」
        一切顺利 就现况来说军内秩序良好
勇者「それってすごいことなんじゃないの」
        你这手腕明显相当厉害吧
賢者「賢い者と書いて賢者とよびます」
        写作聪明之人 读作贤者嘛
勇者「君ってすごい人材なんじゃないの」
        你明显是个相当牛B的人才吧
賢者「勇者様のためとあらば」
        只要是为了勇者大人的话
勇者「ねぇ。割と本気で勇者降りていい?」
        呐 俺有点小认真地问下 俺能下台了么
賢者「ご冗談を。さぁ伝説の武具をお召し下さい」
        您真会说笑 请接下这传说中的武具吧
勇者「ねぇったら」
        不要嘛~
賢者「勇者様、実はこの塔は12階建てです」
        勇者大人 其实这座塔建有12层
勇者「そうなんだ。最上階にあるアイテム装備してるのに初めて知った」
        这样啊 俺身上穿的就是最上层的装备但我还真是刚刚知道有12层
賢者「なのでまだ多数のモンスターが塔内をうろついています」
        因此还有很多怪物在塔内游荡
勇者「ちょっと待ってそんな所に泊まるの?」
        你等等 俺们要在这种地方住宿?
賢者「大丈夫です。塔周辺と6Fまでのモンスターは全て駆逐しました」
        没关系 塔的周边以及到第6层为止的怪物已经全部驱逐了
勇者「駆逐?」
        驱逐?
賢者「うろついてるのはむしろ逃げ回ってる魔物です」
        在那游荡的不如说是到处逃命的魔物
勇者「鬼畜」
        鬼畜
賢者「ところでもう魔王城一歩手前だというのにまだレベルが十分ではありませんよね」
        话说回来魔王城已经近在眼前了 可等级貌似有点不够呢
勇者「二つ目のダンジョンにして最終舞台一歩手前」
        才到第二个场地 最终舞台就已经近在眼前了耶
賢者「この塔にははぐれメタルが現れます。レベルを上げるなら今がチャンスです」
        这座塔里会出现走散的金属史莱姆 要升级就趁现在了
勇者「この人数ではぐれメタル狩りだって」
        各位看官听到没 咱要以这人数去猥琐金属史莱姆
賢者「塔内を完全攻略する頃には、軍の平均レベルは30ほどになっている計算です」
        经计算 全塔攻略完成之时 全军的平均等级大概会有30
勇者「なんかもう攻略の意味合いがおかしくなってる」
        总觉得攻略的理由已经非常诡异了

はぐれメタルが現れた!▼
走散的金属史莱姆出现了!
戦士「いたぞぉっ!」
          有了!
武道家「いましたあああああああっ!」
          找到了!
ニアたたかう ピッ
  战斗
はぐれメタルの攻撃! 戦士は15のダメージを受けた!
金属史莱姆的攻击        战斗受到15点伤害
盗賊の攻撃! ミス! ダメージを与えられなかった
盗賊の攻撃! ミス! ダメージを与えられなかった
盗賊の攻撃! ミス! ダメージを与えられなかった
盗賊の攻撃!
  ・
(miss)
  ・
盗賊の攻撃! はぐれメタルに1のダメージを与えた!
はぐれメタルをたおした!
経験値を獲得!
盗贼攻击 没能给予伤害 X N
盗贼的攻击 给予走散金属史莱姆1点伤害
打倒了走散金属史莱姆
获得经验值
戦士のレベルが上がった!
僧侶のレベルが上がった!
賢者のレベルが上がった!
武道家のレベルが上がった!
戦士のレベルが上がった!
戦士のレベルが上がった!
勇者のレベルが上がった!
魔法使いのレベルが上がった! ……
↑总之大家等级都上升了......

勇者「まだこの旅で一回も攻撃した記憶がないのにどんどんレベルが上がってく」
        这次旅途中俺都没攻击过一次 但是等级却不断提升ing
「伝説の塔」駐留二日目――
  传说之塔  驻留第二日
賢者「勇者様、もうこの塔の魔物はいなくなりました」
        勇者大人 这座塔里已经没有魔物了
勇者「伝説の塔が全滅の塔に」
        传说之塔变成了全灭之塔
賢者「見込み通り軍の平均レベルは32.5までアップしました」
        如预算一样 大军的平均等级提升到了32.5
勇者「なんか塔の中が賑やかになってるってか出店だらけだけど」
        塔内貌似很热闹啊 喂喂怎么全是小摊啊
賢者「商人達が一丸となってこの塔を集落にしようと」
        商人们一致希望把这座塔作为根据地
勇者「あの幕はなに」
        那帐幕是干啥的
賢者「武道家達の強い希望で闘技大会を」
        应武道家们的强烈希望召开了斗技大会
勇者「やりたい放題だね」
        真是肆意妄为啊
賢者「申し訳ありません私が許可しました。何もしないよりかは建設的かと」
        真抱歉 我认为总比什么都不做更有建设性所以就许可了
勇者「もういっそここに半分くらい置いていっちゃおうよ」
        干脆把半数军队都搁这儿得了嘛
賢者「それが全員魔王城に突入することを強く希望しているようで」
        可大家都强烈希望能全员闯进魔王城
勇者「えっ全員?」
        呃 全员?
賢者「10割です。皆、勇者様についていきたいと」
        10成 大家都说想跟随勇者大人
勇者「なんでそこまで無意味に狂信的なの」
        你们怎么就这么毫无意义地狂信勇者咧
賢者「ようやく出発の準備ができました……勇者様そのケガは?」
        出发的准备终于做好了......勇者大人你那伤是?
勇者「回復呪文使うとバレるから」
        因为俺如果用了回复咒文就会暴露嘛
賢者「なんですって」
        什么
勇者「いやこっそり変装して大会に出場してみた。三回戦で負けちゃった」
        那啥 俺偷偷摸摸变了个装参加了下斗技大会 第三轮就被干翻了
賢者「勇者様、もしものことがあったら大変です。明日は魔王との決戦なのですから御自重を」
        勇者大人 您要是有个万一可就大事不妙了 明天就是和魔王的决战了 还请您自重
勇者「自重も何も初戦闘が魔王戦なのは勘弁して」
        你这什么话 让俺第一战就是打魔王 还是饶了我吧
賢者「それは配慮が至らず」
        这是小人考虑不周
勇者「そういえばまだ生きてる魔物はスライムときりかぶこぞうとはぐれメタルしか見たことない」
        话说还活着的魔物我就看到史莱姆和树桩小P孩以及走散金属史莱姆了来着
賢者「皆勇敢にして血気盛んですから」
        大家都既勇敢又血气方刚嘛
勇者「やりすぎとは思わない」
        你都不认为这太过分了吗?
賢者「数の為せる技です」
        人数摆在眼前谁也拦不住啊
勇者「限度って何だろう」
        限度这词是啥意思来着
賢者「そろそろ出発しましょう」
        该出发了
勇者「そうしましょう」
        哦
魔王城付近――
賢者「ついにここまできました」
        终于来到这里了
勇者「本来の過程をどれだけすっ飛ばしてるんだろう」
        到底略过了多少应有的过程呢
賢者「あの毒沼地帯を越えた先に峡谷があります。その中心部にそびえ立っているのが」
        越过那片毒沼地带后有个峡谷 耸立在其中心的就是
勇者「三番目のダンジョンだね」
        就是第三个攻略点吧俺明白
賢者「この毒沼を避ける呪文は賢者と僧侶しか使用できません」
        避过这片毒沼的咒文只有贤者和僧侣能用
勇者「えっじゃあどうするの」
        呃 那咋办
賢者「カバーできない配置の者はダメージを受けながら行進することになります」
        所在位置无法被照顾到的人将一边掉血一边前进
勇者「それはダメじゃない、今すぐ人員を削減しよう」
        这哪行啊 现在立马消减人员吧
賢者「その必要はありません、大量の世界樹のしずくを手配しました」
        没有这个必要 我筹备了大量的世界树精华
勇者「すごい。ちなみに軍資金の残高は」
        太牛B了 顺带一问军需金还剩多少
賢者「ざっと7億5000万Gです」
        还有7亿5千万G
勇者「逆になんでそんなに減ってるのってきく所だろうね」
        或许俺该反过来问下为什么少了这么多呢
賢者「これでもやりくりしてます」  
        能是这个数我还是精打细算了的
勇者「相場がわかんないよ」
        现在到底什么行情呀
毒沼――
ズブズブズブズブズブズズブブ……
勇者「大丈夫なの。大丈夫なの」
        没事吧 都没事吧
賢者「呪文で浮いてます大丈夫です」
        我用咒文浮着呢 没事
勇者「そうじゃなくてあっちの戦士隊と武道家隊の方」
        没问你啦 俺是问那边的战士队和武道家队
賢者「はい。生身で歩いてますね」
        嗯 你看他们都硬扛着在走呢
勇者「叫び声とか苦痛の声とか笑い声とか聞こえるんだけど大丈夫なの」
        俺貌似听到了叫声呻吟声和笑声啊 真没事吗
賢者「そろそろ道具を使う頃かと……あ、使いましたね」
        我看他们差不多要用道具了        啊 用了呢
勇者「なんてリラックスした顔だ。あっでもまた苦しそうに」
        多么舒坦的表情呀              啊 可是又扭曲起来了
賢者「繰り返してれば魔王城です」
        反复变几次脸就到魔王城了
勇者「ところで魔物の姿がみえないようだけど」
        话说貌似没看到魔物啊
賢者「魔王城も近いので何か策があるかもしれません、もしくは逃げ出したか」
        魔王城很近了 所以这也许是什么策略吧  也有可能就是逃跑了
勇者「逃げ出した可能性も否めないっておかしいよね」
        你说还有逃跑了的可能性这很奇怪好吧
賢者「ただいま10002名確認しました、欠員いません」
        10002名确认完毕 没有落下的
勇者「うへえ」
        呜诶...
――峡谷
魔物の群れが城を取り囲むように集結している▼
魔物群仿佛围着城堡般集结在一起
勇者「やっと毒沼を越えたと思ったらこんなものを見せられるとは」
        刚过完毒沼居然就被晒了这种阵势
賢者「やはりそういうことでしたね」
        果然是这样呢
勇者「数はどのくらいかな」
        大概有多少魔物呢
賢者「盗賊達の情報をまとめるにその数――」
        总结下盗贼们的情报的话其数量是--
勇者「ドキドキ」
        扑通扑通
賢者「その数850」
        其数量是850
勇者「850! ってどうなの」
        850! 这啥状况
賢者「上級モンスター850を平均レベル35の10000の軍勢で破らなければなりません」
        就是说我们必须用平均等级35的一万军队击破850只高级魔物
勇者「しかも商人や僧侶など非戦闘員の存在も加味しなくてはならない」
        而且还得考虑到商人和僧侣等非战斗人员的存在
賢者「そうなると勝算は9割程度しかありません」
        如此一来胜算大概只有9成
勇者「9割か。今までで一番厳しい戦いになりそうだね」
        9成啊 这似乎会成为至今为止最严峻的一场战斗呢(笑)
賢者「はい。心して挑みましょう」
        是的 认真对待吧
勇者「ボケてるのかマジなのか真剣に分かんない」
        俺真搞不明白你是在装傻还是玩真的
勇者「メラ隊、てーっ」
        小火球队 丢法!
魔法使いと賢者たちはメラを唱えた!▼
魔法使和贤者们咏唱了小火球术
勇者「続けてヒャド隊、てーっ」
        紧接着冰震队 丢法!
魔法使いと賢者たちはヒャドを唱えた!▼
魔法使和贤者们咏唱了冰震术
勇者「これでどんな意味があるの」
        这种打法有啥意义呢
賢者「メラとヒャドなら遠距離の射程でも一方的に攻撃できます」
        用小火球术和冰震术的话 即使距离很远也能单方面攻击对方
勇者「でも上級モンスター相手ならほとんど効かないと思う」
        不过这种法术对高级魔物应该基本无效吧
賢者「ところが」
        可您看
メラとヒャドがぶつかり合う!
新たに生み出されたエネルギーが魔物の群れを襲う!!▼
小火球术和冰震术撞成一团! 新诞生的能量波击向魔物群!!
「アークデーモンに350ポイントのダメージ「シルバーデビルに405「アークデー「グレイトドラゴンに「シルバー「を与えた「380ポイント
勇者「えっなにこれイオナズンより強い」
        呃 这啥啊 比爆裂术还牛B
賢者「とっておきの呪文です。さぁ敵の陣形が崩れました今です」
        这是秘密必杀咒文      走吧 敌人的阵型崩散的现在就是机会
勇者「うわぁ奇襲もいいとこだ」
        呜哇 玩奇袭也得适度啊
勇者「とつげきーっ」
        突击啊!
戦士達「うぉおおおおおっ!!」
        呜哦哦哦哦哦哦哦哦!!
武道家達「あ″あ″あああああああっ!!」
        啊啊啊啊啊啊啊啊啊!!
ドドドドドドドドド……
(脚步声)
商人達「しぇああああっ!!」
        
盗賊達「…………!!」
         
魔法使い達(♂)「きえええええっ!!」
         
僧侶達(♂)「ちょああああああっ!!」
ドドドドドドドドド……
勇者「えっちょっ何でこんなみんな元気いっぱいなの」
        诶 喂 为啥大家都这么威猛啊
賢者「ようやく戦いらしい戦いに巡り会えた男の宿命は血沸き肉踊るものです」
        总算遇见值得一战的战役的男人的宿命是让人热血沸腾的
勇者「えっ、騒音の中なんとか聞き取れたのに内容が意味わかんない」
          诶 杂音中好不容易听清楚了你说的话可内容却完全没搞明白
賢者「私達も人と魔物が踊り狂う戦禍へ飛び込みましょうさぁ勇者様さぁ」
          我们也投入人与魔物疯狂厮杀的战斗中去吧 勇者大人
勇者「賢者がおかしくなった」
          贤者坏掉了
「メラミを唱えた!「会心の一撃!「ミス! ダメージを与えられない!「ベホイミを唱えた!「痛恨の一撃!……
咏唱了火球术  会心一击  miss 无法给予伤害  咏唱了回复术  悔恨的一击!
勇者「戦場が一気にカオス状態に」
          战场一口气混沌了
勇者「賢者~どこ~」
          贤者~你在哪~
アークデーモンの攻撃!!▼
弧光恶魔的攻击!!
勇者「痛てっ!!」
          好痛!!
勇者は10ポイントのダメージを受けた!▼
勇者受到10点伤害!
商人の攻撃! アークデーモンに45のダメージを与えた!▼
戦士の攻撃! アークデーモンに286のダメージを与えた!▼
僧侶の攻撃! アークデーモンに15のダメージを与えた!▼
アークデーモンを倒した!
勇者「痛いなこの」
          好痛啊你喵的
勇者「はっもう倒されてる。展開早過ぎて追いつくヒマない」
          呃 已经被干翻了    故事展开太快俺连跟上的闲暇都没有
魔物の群れを倒した!▼
打倒了魔物群
戦士s「ウオオオオッ」ウオオオッ
武道家s「シャアアアアッ」ラーッシャアアアッ
ジジイs「ゾオオオオィッ」キャアアアアッ
勇者「鬨の声が上がってる。適当にうろうろしてたら終わってしまったぽい」
        都喊起来了    俺随便逛了逛貌似就打完了
賢者「勇者様ご無事で!」
        勇者大人您没事吧!
勇者「賢者。探したよ」
        贤者 俺找你找得好苦
賢者「勇者様、勇者様は何匹ぐらい片付けました!?」
        勇者大人 您解决了几只!?
勇者「えっ?」
        诶?
賢者「私は4体、あの目まぐるしい中4体もの魔物にトドメを!!」
        我打倒了4只 我在那令人眼花缭乱的魔物群中给了4只魔物最后一击!!
勇者「そうですか」
        这样啊
賢者「ハァハァ!!」
        哈~哈!!
勇者「ちょっと休む?」
        要不要稍微休息下?
賢者「またまた勇者様はご冗談がお上手!!」
        勇者大人您还真是会开玩笑!!
勇者「休んだ方が良さそうだから休もう」
        休息下貌似会比较好所以还是休息下吧
賢者「賢者は我に返りました。申し訳ありません少しハイになってしまい」
        贤者回过神了 实在抱歉刚才有点High了  
勇者「日頃何か蓄積されてる感情でもあったら遠慮なく言って」
        平日里要是有点啥思想负担积累下来的话别客气说给俺吧
賢者「先程すべて放出しました心配無用に」
        刚才全部发泄出来了所以请您不用担心
勇者「被害状況は」
        受损情况怎样
賢者「戦士隊に死傷者が約1200名、武道家隊が約1000名――」
        战士队死伤者约1200名 武道家队约1000名
勇者「死人が出たの?」
        出现死者了?
賢者「出ましたが今はみんなピンピンしています」
        没错 但是现在大家都很精神了
勇者「世界樹の葉?」(蘇生アイテム
        世界树的叶子?    (复活道具
賢者「まだ半年分ほど余ってます」
        还剩下大约半年份
勇者「しずくも?」
        精华也是?
賢者「おかげさまで全員無傷に」
        是的 所以全员毫发无伤
勇者「欠員は」
        缺席者有多少
賢者「たったいま報告がきましたゼロです」
        刚收到报告 没有
勇者「で敵は全滅と。結果だけみたら圧勝にもほどがあるね」
        嗯然后敌人是全灭是吧 从结果上来看让人觉得压胜也得有个限度呢
賢者「完全試合です」
        完胜
――城門
勇者「すごい強そうな門番のボスが倒されてる」
        看着超生猛的看门BOSS被干了
賢者「いつも通りです」
        和平时一样
勇者「やっぱり全員で乗り込むの」
        果然要全员潜入么
賢者「魔王は儀礼的様式美を重んじる趣向があるようです」
        魔王似乎很重视礼仪性形式美
勇者「つまり全員乗り込めるほどの間取りと」
        就是说有足够空间让咱们一起潜入咯
賢者「本来ならば少数精鋭を多勢で狙い撃ちにする構造ですが、今回はそれが仇になってるようです」
        这里的构造本来是为了用多数精锐魔物定点迎击的 这次却适得其反了呢
勇者「こっちは魔王軍でいう多勢の十倍以上いるからね」
        毕竟咱们有所谓的「多数精锐魔物」的十倍以上兵力呢
賢者「ところでここいらで全軍に勇者様から何か一言伝えると効果的でしょう」
        话说如果现在勇者大人给全军来一句箴言估计会很有效果的
勇者「これ以上士気揚げても逆効果じゃないの」
        现在还挑高士气只会起反效果吧
賢者「魔王城には多くの罠が仕掛けられていると思われます。我が軍への影響は計り知れません」
        估计魔王城内设有诸多陷阱 对我军的影响无法估算
勇者「盗賊を投入すればいいじゃない」
        投入盗贼对抗不就行了
賢者「彼らだけでは上級の魔物に対処できませんから」
        只有他们的话无法应对高级魔物
勇者「つまり罠を数の勢いで乗り越えようと」
        你想说要靠人海战术顶过陷阱
賢者「集団心理のパワーはバイキルトに匹敵しますから」
        毕竟集团心里的威力可以和双倍伤害的技能匹敌嘛
勇者「それじゃあみんな聞いてくれ」
        那好 大家听好了
ザワザワ…………シーン……
吵闹→安静
勇者「ついにここまで来た。倒すべき魔王はこの扉の先にいる」
        咱们终于走到这一步了 必须干翻的魔王就在这扇门后面
戦士AZQ「お……おおお……」
哦 哦哦哦
武道家XA「おおおっ」
哦哦哦
賢者「まだ静粛に! 勇者様どうぞ」
        肃静! 勇者大人请吧
勇者「えー皆に伝えることは一つだ」
        嗯...要向大家言明的只有一句话
勇者「全員無事に生きて帰ろう。一人も欠けてはならない。だから命を大事に!」
        全员活着回家吧 一个也不能少 所以请珍惜生命!
戦士s「……ぉぉぉおおおお”おおおお”おおおおおおおおおっ!!」
哦哦哦哦哦哦哦哦哦哦哦哦哦哦哦哦!!
武道家s「あ”あ”ああああああああああああっ!!」
啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊!!
商人s「ア”ア”ア”ア”アアアアアアアアアアッ!!」
啊啊啊啊 啊啊啊 啊啊啊啊啊 啊啊啊!!
盗賊s「ヒョオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!」
吁吁吁吁吁吁吁吁吁吁吁吁吁吁吁!!
勇者「い、命を大事に!」
      珍惜生命!
魔法使いs「イェア”ア”ア”ア”アアアアアアアッ!!」
耶啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊!!
僧侶s「勇者様アアアアアアアアアアァァァァッ!!」
勇者大人啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊!!
賢者s「うわああああああああああいいいいいいいッ!!」
呜啊啊啊啊啊啊啊啊咿咿咿咿咿咿咿!!
勇者「命を大事に! ねぇ、ちょっと分かってる? 命を大事にだって!!」
      珍惜生命! 呐 你们明不明白啊? 俺说要珍惜生命!!
賢者「さすが勇者様たった一言で軍の士気を」
      不愧是勇者大人 只一句话就让大军的士气...
ズズーン……
ドドドドドドドドドッドドドドッドドドドドッド
戦士s「進めぇぇぇぇーッ!」
前进~~~~~~~!
武道家s「魔物だーッ!! チェーッスト!!」
是魔物!! Chest!!
盗賊s「お宝ーっ!」
宝物啊啊啊!
勇者「ねぇ大丈夫なのこれ?」
      呐 这个冲法不要紧吧
賢者「やはり扉のすぐ内側に強力な魔物が待ち伏せていたようです」
      门内侧似乎果然有强大的魔物埋伏着
勇者「数は?」
      数量是?
賢者「もう殲滅されました。ほぼ最強装備の大群がしかもこのテンションです」
      已经被歼灭了 是有着几乎最强的装备且有着这种气势的部队做的
勇者「何人くらい一気に雪崩れ込んだの」
      大概有多少人这样一拥而入了?
賢者「今ここに勇者様の護衛兵が約2000名います。するとやはり8000名ほどかと」
      现在这里有约2000名勇者大人的护卫兵 那么果然有大约8000名吧
勇者「もう意味わかんない」
      俺已经莫名其妙了
賢者「ただし護衛の中に戦士と武道家はほとんどいません。まったく血の気の多い連中です」
      不过护卫中基本没有战士和武道家 他们真是群冲动的家伙
勇者「どうも彼らは『命を大事に』のあとに『するな』と補完したらしいね」
      俺看他们估计在「珍惜生命」的前面脑内补完了「不要」二字
賢者「我々も奥へ向かいましょう」
      我们也往里边去吧
勇者「魔王城に討ち入ってるはずなのにまるで凱旋気分」
      现在明明在攻打魔王城俺都感觉是在凯旋回程了
大広間――
大厅
魔王の側近「ククク愚かな人間共め。私には打撃も呪文も効かぬ。伝説の武具を以って初めて」
魔王的心腹: 哼哼哼 愚蠢的人类们 物理攻击和咒文对我都没用 只有用传说中的武具...
戦士の攻撃! 側近に1のダメージを与えた!▼
戦士の攻撃! 側近に1のダメージを与えた!▼
武道家の攻撃! 会心の一撃! 側近に1のダメージを与えた!▼
盗賊の攻撃! ミス! ダメージを与えられなかった▼
戦士の攻撃! 側近に1のダメージを与えた!▼
魔法使いの攻撃! ミス! ダメージを与えられなかった▼
戦士の攻撃! 側近に1のダメージを与えた!▼
戦士の攻撃! 側近に1のダメージを与えた!▼
  ・
  ・
  ・
1ターン経過
一回合经过,全员每人给予了1点伤害
側近「バ、バカな、なんだこの数は」
心腹:怎 怎么会 这数量也太Bug了
戦士の攻撃! 側近に1のダメージを与えた!▼
僧侶の攻撃! 側近に1のダメージを与えた!▼
盗賊の攻撃! 側近に1のダメージを与えた!▼
  ・
  ・
商人の攻撃! 側近に1のダメージを与えた!▼
「ぐおおおおおおっ」
嗷嗷嗷嗷嗷嗷
側近を倒した!!▼
打倒了心腹!!
戦士の攻撃! 側近に1のダメージを与えた!▼
武道家の攻撃! 会心の一撃! 側近に1のダメージを与えた!▼ ……
勇者「戦況はどうなの」
      战况怎么样了
賢者「魔王は卑劣で狡猾なワナを城内に幾多にも」
      魔王在城内设下了众多卑劣狡猾的陷阱
勇者「厳しい?」
      很严峻?
賢者「今のところ死者は出ておりません。というより出ても大丈夫です」
      目前没有死者出现 不如说就是死了人也没关系
勇者「世界中の葉?」
      世界树的叶子?(作者打错汉字了...)
賢者「一人につき3枚ずつ持たせています。しずくは5個ずつ」
      每人让带了三枚 精华则是五个
勇者「僧侶いらなくない?」
      僧侣会不会多余了?
賢者「ステータス変動呪文があります。それに一応バギを習得できます。集中砲火の火力アップです」
      他们会状态变动咒文  而且姑且还能学会真空刃技能 能提升集中炮火的威力
勇者「そう。いまさらな話でごめんね」
      这样啊 事到如今说这话真是叨扰您了
賢者「あっ、ただいま魔王の側近らしき魔物を倒したとの報告が」
      啊 刚刚收到了疑似魔王心腹的击倒报告
勇者「最終局面になってもいつもと変わらずどんどん話が進んでいく」
      就是到了最终局面 故事也还是毫无阻碍地一步一步进展下去啊
賢者「後は玉座の間の扉を残すだけとなりました」
      接着就只需把王座大厅的门留给您了
勇者「賢者の指示だよね。やれること残してくれてありがとう」
      是你下的命令吧 谢谢你能留点可干的事给俺
賢者「いえいえ、魔王だけは勇者様の力が必要ですので」
      不不不 因为对付魔王是一定需要勇者大人的力量的
勇者「うそだったらちょっと承知しない」
      如果这话是忽悠俺的 俺会弱弱地不原谅你一下
――大広間
大厅
戦士「あっ勇者殿だっ!」ザワザワ
啊 勇者殿
武道家「勇者さん早く早く!」ギャーギャー
勇者先生快点快点!
勇者「大広間に味方がびっしりいる」
      大厅里都挤满同伴了
賢者「全員整列させておきました。玉座の間へのじゅうたんの左右に」
      我让所有人列好队了 排在通往王座大厅的毛毯左右两边
勇者「ねぇ、ここどこだっけ」
      我说 这里是哪来着?
賢者「魔王城の最深部の大広間です」
      魔王城最深部的大厅
勇者「だよね。ごめんきいてみただけ」
      俺想也是 不好意思 俺就是问一下
僧侶「勇者様ーっ」
勇者大人~
盗賊「ピューッ! ピューイッ!!」
吁!吁!
賢者「勇者様勇者様勇者様勇者様」
勇者大人X4
勇者「怪しい宗教団体の教祖にでもなった気分」
      俺都感觉当上诡异的宗教团体的教主了
賢者「勇者様のカリスマ性の為せる業です」
      这都是勇者大人的领导魅力所赐
勇者「これが玉座の間への扉?」
      这个就是通向王座大厅的门?
賢者「そうです。勝手に開けようとした者がいましたがメラミの刑に」
      没错 有人想擅自打开 被施以火球之刑了
勇者「うわぁこの焦げ跡そのせいだったの」
      呜哇 这烧焦的痕迹是因为这个呀
バアァァン――
大门敞开
魔王「勇者よ。よくぞここまで辿りついた……」
      勇者啊 来得好...
勇者「魔王!」
      魔王!
魔王「卑劣極まりなき数で攻めたておって……我が魔族は決して人間共に屈しはせん!!」
      以无比卑劣的数量攻进吾城 吾等魔族绝不会向人类屈服!!
戦士「黙れ魔王!!」ブーブー
闭嘴魔王!!
武道家「俺とタイマンだコルァ!!」ブーブー
和老子单挑啊!!
魔法使い「くたばれ魔王!!」ブーブー
去死吧魔王!!
魔王「たとえこの場は敗れようとも……我が魔族に受け継がれし矜持だけは見せ付けてくれるわ!」
      即便吾等在此战败......也定要让汝等见识一下吾等魔族代代相传的矜持!
商人「情けないぞ魔王!!」ブーブー
真丢脸啊魔王!!
僧侶「魔王は口を挟まないで!」ブーブー
魔王少插嘴!
賢者「かーえーれっ!」カーエーレッ!
回~老~家! 回~老~家!
      
勇者「ねぇ賢者。なんか決心が鈍ってきた」
      呐贤者 俺感觉自己的决心开始动摇了
賢者「何をおっしゃるのです。確かに魔王の力は強大無比ですが怖気づくとは勇者様らしくない」
      您这说的什么话 魔王的力量确实无比强大 但因此而畏惧绝非勇者大人您的作风啊
勇者「そういうことじゃないんだけどまぁいいや」
      俺指的不是这个啦 嘛 也罢
魔王「さぁかかってこい勇者よ!!」(ブーブーブーブー
      放马过来吧勇者!
勇者「行くぞ魔王!!」(ワーワーキャーキャー
      俺来了魔王!!
勇者「でやあああっ!」
      啊打啊啊啊!
勇者の攻撃! 会心の一撃! 魔王に848のダメージを与えた!▼
勇者的攻击! 会心一击! 给予了魔王848点伤害!
賢者「皆のもの勇者様に続けーっ!」
      各位 紧接着勇者大人上啊!
勇者「えっ?」
      诶
\ オオオオオオオオオオオオオオオオーッ /
    哦哦哦哦哦哦哦哦哦哦哦哦哦~
盗賊の攻撃! 魔王に30のダメージを与えた!▼
盗賊の攻撃! 魔王に29のダメージを与えた!▼
盗賊の攻撃! 魔王に33のダメージを与えた!▼
盗賊の攻撃! 魔王に19のダメージを与えた!▼
盗賊の攻撃! 魔王に37のダメージを与えた!▼
盗賊の攻撃! 魔王に25のダメージを与えた!▼
盗賊の攻撃! 魔王に29のダメージを与えた!▼
盗賊の攻撃! 魔王に22のダメージを与えた!▼
盗賊の攻撃! 魔王に18のダメージを与えた!▼
  ・
  ・
盗賊の攻撃! 魔王に20のダメージを与えた▼
盗賊の攻撃! 魔王に24のダメージを与えた!▼
魔王を倒した!▼
打倒魔王了!
魔王「ぐあああああああああああああああああっ」
      呜哇啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊
勇者「ええっ」
      诶诶
軍団「ええーっ!」
      诶诶!
勇者「ねぇちょっと待ってよ、まだ最終形態とか残してるんでしょ?」
      呐 等等等等  应该还有什么最终形态的吧
戦士「こら魔王! まだオレは攻撃してないぞーっ!」
      喂魔王! 我还没攻击呢!
武道家「立てーっ! 勝負しろーっ!!」
      站起来! 决一胜负!
魔王「おのれ人間共め……たとえこの身は朽ち果てようとも……」
      该死的人类......就算此身腐朽......
戦士「あっまだ息があるぞ!!」
      啊 还有气哦
武道家「チャーンッス!!」
        机会来~啦
戦士の攻撃! 魔王に148のダメージを与えた!▼
武道家の攻撃! 会心の一撃! 魔王に202のダメージを与えた!▼
戦士の攻撃! 魔王に152のダメージを与えた!▼
戦士の攻撃! 魔王に160のダメージを与えた!▼
勇者「おーいストーップ! とまれーっ」
        喂 Stop! 停一下~
戦士の攻撃! 武道家の攻撃! 僧侶の攻撃! ▼
  ・
  ・
  ・
ボロ……
被打残了
賢者「やりましたね勇者様」
        成功了呢 勇者大人
勇者「うわぁ消し炭よりひどい。しかも結局魔王の遺言聞き取れなかった」
        呜哇死的比炭渣子还难看 而且魔王的遗言最后也没听完
こうして 魔王は倒れ 世界に再び平和が訪れた▼
就这样  魔王倒下了 和平再次降临在世界上
――凱旋・王都
ワーワー ピューピュー ←喧闹
勇者「賢者、結局勇者の役割ってなんだったの」
        我说贤者 说到底勇者这角色到底用来干啥的
賢者「伝説の剣で一太刀を入れなければ魔王は無敵でした」
        若您没有用传说之剑砍了魔王一下 魔王就是无敌的
勇者「普通に殴ったら?」
        很朴素地上去殴他会怎样?
賢者「1しかダメージを与えられません」
        只能给予1点伤害
勇者「それあの数で迫ったら倒せたんじゃない」
        但是咱那人数一起上去殴不就能殴死了?
賢者「そうかもしれません」
        大概吧
勇者「勇者いらないじゃん!」ツッコミ ←吐槽
        这不根本不需要勇者嘛!
賢者「きゃっ」
        呀
勇者「好みの甲高い女声」
        对我胃口的高亢女声!?
賢者「勇者様ご自重ください」
        勇者大人请您自重
勇者「もうわけわかんない」
        已经莫名其妙了
賢者「さぁもうすぐ王の元に到着します。参りましょう」
        我们就快回到国王那儿了 走吧
勇者「もうわけわかんない」
        俺已经莫名其妙了啦
王の広間――
国王所在大厅
王「勇者よ、よくぞ半月で魔王を討ち果たした」
        勇者啊 你半个月就干掉了魔王 实乃V5
勇者「お言葉ですが王の支援が十分だったためです。わたしめは何もやっておりません」
        恕我直言 这都多亏了国王您的支援品充足 俺啥事都没干
王「仮にそうだとしても、その統率力は確かなものであった」
        就算真是这样 你的统帅力也是货真价实的
勇者「全て賢者のおかげです」
        这个全是拖贤者的福
王「ほう、我が娘の」
        喔 朕女儿的?
勇者「えっ?」
        诶?
賢者「お父様、ただいま帰りました」ファサッ ←换了身衣服
        父亲大人 我回来了
勇者「えっ」
        诶
王「娘よ、立派になったな」
        女儿啊 你长大了
姫「お父様。私はこの旅で勇者様にお見惚れしました」 ←注意名字变了...
        父亲大人 我在这次的旅途中爱上了勇者大人
王「よかろう、相手が勇者ならば許そう」
        好吧 对方是勇者朕也就无可厚非了
姫「勇者様、よろしければ私と結婚していただけませんか」
        勇者大人 能请您和我结婚吗
勇者「いいよ」
        没问题哦
勇者「もう好きにして」
        爱咋地咋地吧
――結婚式
ヒュルルル~ パン! パン! ←烟花
*「勇者様ばんざい!」
勇者大人万岁
*「新たな王、勇者王ばんざい!」
新王 勇者王万岁
*「勇者王ばんざい!」
勇者王万岁
勇者「ゆうしゃってなに」
    yongzhe是啥米呢
姫「私は幸せです」ペタ ←粘着勇者
    我好幸福
勇者「ゆうしゃってなんだろう」
    yongzhe到底是什么呢
姫「あっ、城の外に仲間が」
    啊 城外我们的伙伴都…
勇者「ちゃんと10000人いるの」
    10000人都在这了?
姫「はい、欠員はいません。皆、嬉しそうに手を振っています」
    是的 无一缺席 大家都在高兴地挥着手
勇者「多すぎてよくわかんない」
    人太多了俺看不明白
姫「それではじかに挨拶に向かいましょうか」
    那么我们直接去打招呼吧
勇者「えっ」
    诶
戦士「勇者殿おめでとう!」「勇者「勇者殿おめでとう!」でとう!」僧侶「勇者様「様おめでとう」
武道家「勇者ばんざい「んざい!」ばんざい!」商人「おめでとう!」武道家「勇者と勝負「」めでとう」
でとう!」盗賊「最後とどめをさしてすみま「おめでとう「ばんざい!」(很抱歉是我给了魔王最后一击(恭喜(万岁魔法「勇者様すてき!「」商人「金」
「おめでとう!」戦士「勇者殿おめでとう!「ばんざい「勇者様ばんざい「んざい」「でとう」めでとう!
↑所有职介高呼勇者万岁+恭喜勇者
勇者「これ終わんない!」
      他们都不停的!
姫「皆が勇者を永劫語り継ぐことでしょう」
      大家定会将勇者的佳话永远流传下去吧
勇者「この先勇者王は何をすればいいの?」
      以后勇者王需要做些啥呀?
姫「そろばんです」スチャッ ←打算盘中
      算盘打到死
勇者「えっ?」
      诶?
姫「まずは財力を蓄えることです」
      首先需要积蓄财力
勇者「えっ?」
      诶?
姫「曽祖父も勇者でした。代々この方法で確実に世界は救われています」
      我的曾祖父也是勇者    我们代代都是用这个方法 然后确实地拯救了世界
勇者「えっ?」
      诶?  
姫「さぁ城へ戻りましょう。ふふ、今日もいい天気ですね」
      来 我们回城吧  呵呵 今天也是个大晴天呢
END


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发表于 2010-8-12 23:04:11 | 显示全部楼层
読んだことあります。
賢者が姫なのは予想外でした。
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 楼主| 发表于 2010-8-12 23:29:32 | 显示全部楼层
だよね~
オレも一時は鳥肌に…うふふ
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发表于 2010-8-25 21:51:55 | 显示全部楼层
一发不可收拾么= =。。虽然刚学日文,只能看懂一半。。不过好在有中文翻译。。。看完了。。。
真的很有意思,从很多角度来说= =。。。
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发表于 2010-9-2 10:49:06 | 显示全部楼层
いや~
本当に面白かった
勇者は一方的に油売りにされるだけじゃん、辞めることも叶えないなんて、もう好きにしてってさ、人生を諦めたかな
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