11区玩家強化外骨格・零&覚醒式強化外骨格・雷電

LFZY · 发表于 2010-9-27 01:07:15

-覚醒式強化外骨格・雷電-
超短編『覚悟のススメVOLTEX』に登場した、真紅の強化外骨格。　アクションフィギュア化は今回が初でしょうか。
零や霞などとは全く違うデザインに派手な真紅のカラーリング、背中には「烈義閃獄剣」を装備した、異色の強化外骨格。
緑の目、2本のマフラー、クラッシャーから胴体にかけてのラインの形状など、どことなくV3をイメージさせられます。
零と比べるとアレンジ具合は更に薄めに。　元々“コッチ寄り”（?）なデザインなので、何ら違和感ありません。
零同様、目やマフラーにはクリアパーツ、ボディの一部にはダイキャストパーツを使用。
ボディカラーの赤は艶のあるメタリックレッドにて彩色。　非常に綺麗な仕上がり。
本体の作りは零とほぼ共通の作りに。　その為可動に関しては（特に下半身）、コチラも残念な感じに。

雷電可動箇所&各部ギミック

首：二重ボールジョイント。　マフラー基部：ボールジョイント。

肩：二重（縦ロール&横スイング）　上腕：横ロール。　肘：二重スイング。　手首：ボールジョイント。
肩から上腕にかけての外装パーツは腕とは別パーツになっています。
画像にはありませんが、前腕部の突起パーツは引き起こす事も可能です。

胸：ボールジョイント。　腰：ボールジョイント。　腰部サイドアーマー：ボールジョイント。　股：ボールジョイント。　太腿：横ロール。
こちらも個体差なのかもしれませんが、右と左の可動範囲も微妙に違いました。　しかも零とは逆（右側が広めで、左が狭い）

膝：二重スイング。　足首：ボールジョイント。　爪先：上下スイング。

雷電用付属品&各ギミック

オプションハンド×3種（握り手、平手、右持ち手）、烈義閃獄剣、鞘

烈義閃獄剣&鞘は背中に装備可能。　鞘に烈義閃獄剣を収納する事も可能です。
ちなみに鞘の裏側（本体正面から見える面）にはビッシリと、コピーライトがプリントされています。
たしかに入れやすい部分ではありますが、目立つのなんの。　

造形面は抜群にカッチョイイのですが（アレンジの好みは分かれると思います）、可動は相変わらずといった感じ。
元々可動には過度なモノを求める様なシリーズでは無いのかもしれませんが、アクションフィギュアが溢れている今でコレだと相当厳しいモノが。
前回のバオーも可動面には不満がありましたが、今回の2体はそれ以下に。
肘や膝のジョイントの可動範囲自体は確かに広がっていますが、肝心の股や足首がコレでは、そういった部分も活かせません。
シリーズコンセプトである“造形美と可動を高次元で融合”には、今回の2体はちょっと届いていない様に思います。
最新のS.I.C.やフィギュアーツの可動までとは言いませんが、標準的なアクションフイギュア程度には仕上げてもらいたかったところ。
上記の通り造形面は抜群です。　ダイキャストパーツやクリアパーツも効果的に使用されており
見た目は勿論、ダイキャストパーツによる重量で安定性も向上しています。　付属品はちょっと寂しめ。
それぞれがあと1種類位表情の違うハンドパーツなどがあればまた印象は変わってきたかな?

-強化外骨格・零-
S.I.C.で培った技術を用いて、新たに漫画のキャラクターに焦点を当て、究極の造形を展開する『MANGA RELIZATION』シリーズ。
第3弾は「覚悟のススメ」より、“強化外骨格・零”と“覚醒式強化外骨格・雷電”の2体がセットで登場。
原型師の全く新しいアレンジ解釈にて2体をフィギュア化。原作の持つリアリティを追求し、造形美と可動を高次元で融合したとのこと。
（原型師：藤岡ユキオ/原型監修：竹谷隆之　全高約180ミリ彩色済みアクションフィギュア）

元のデザイン自体がライダーを意識したモノなだけに、S.I.C.風アレンジとの相性は抜群。
ある意味予想通りといった仕上がりでしょうか。　ライダー勢に混ぜても何ら違和感無いでしょう。
元々細かいデザインのキャラクターだっただけに、アレンジは頭部を除き、全体のディティールをブラッシュアップしている程度です。
頭部へのアレンジは結構大胆に。　目の周りが原作と比べて厳つい印象になっています。
目自体の形状は原作同様、円状の形になっているのですが、そこに覆いかぶさるマスクやヘッドギア?の形状により
分かりやすくヒロイックな顔立ちへと変更されています。　んー、正直このアレンジは逆にダサい様な…。　勿論好みの問題ですが。
目やマフラーにはクリアパーツ、ボディの一部にはダイキャストパーツを使用。　角や肩の一部には軟質素材が組み込まれています。
S.H.Figuarts版では外れやすかった腰のパーツですが、本商品ではボールジョイントによる接続になっており、ポロリの心配はありません。